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文字起こしができても、そのまま送ると「結局、誰が何をするの?」が残ることがあります。議事録に整えるときは、原音を確認し、決まった作業と未決事項を分けるのが出発点です。

この記事では、Nottaの文字起こしを確認し、手元のメモに「作業・担当・期限」を整理する一つの手順を紹介します。表は人が作る確認用の見本です。Nottaの自動出力ではありません。

準備するもの

  • NottaのWeb版と、確認できる短い音声
  • メモ帳など、確認表を書ける場所
  • 共有してよい情報か判断するための勤務先のルール

最初は実務の録音ではなく、3分未満の架空の音声で試してください。録音の許可と、外部サービスへ送る許可は別に確認します。社名、個人名、顧客情報は例に入れません。

無料版が用途に合うか迷っている場合は、先にNotta無料版を短い音声で試した検証記事で導入判断のポイントを確認できます。

69秒の架空音声で確認できたこと

2026年10月28日、フリープランで、日本語の一人合成音声1件を標準エンジンに取り込みました。長さは約69秒で、話者識別をオンにしています。作成前の原稿と取得した文字起こしを比べると、購入未決・発注しない・予算上限・担当と期限など、事前に定めた8項目の意味が保たれていました。

架空の備品整理会議を文字起こししたNottaの画面

画面下部の「AI要約100回/月」は有料機能の無料トライアル広告です。通常フリーの枠を示すものではなく、今回は申し込んでいません。

今回は原稿と取得文字列の照合であり、原音を聞いた第三者による照合ではありません。読点の一部は省略されましたが、意味を変える誤りは見つからず、本文の修正は行いませんでした。本文編集の保存、AI要約、ファイル出力、共有は未実行です。以下の編集操作は公式ヘルプに基づく案内です。

静かな一人の合成音声だけの結果から、実会議の精度や時短量は判断できません。

1.短い音声を取り込み、文字起こしを開く

Web版ホームの「アップロード」からファイルを選び、文字起こし言語を日本語に設定します。取り込み後、対象のノートを開きます。ボタン名や配置は画面の更新で変わる場合があります。公式の取り込み手順

取り込めないときは、対応形式と利用枠を確認してください。WordやPDFのダウンロードは使いません。

練習には、次の架空の文章を読み上げた音声を使えます。これは69秒の実測入力をもとにした練習用の短縮例で、入力全文ではありません。

収納箱の候補は12個ですが、購入はまだ決定していません。今回は発注しません。
購入する場合の予算上限は15,000円です。支払いが決まった金額ではありません。
備品係が10月30日までに在庫を確認します。
管理係が11月2日までに見積もりを2件集めます。
11月4日に購入するか判断します。判断する担当者は、まだ決まっていません。

2.数字・否定・担当・期限を原音と照合する

全文を見た目だけで直す前に、判断を変えてしまう箇所を確認します。通常再生で該当部分を聞き、必要なら少し前から聞き直してください。公式ヘルプでは、一時停止や3秒戻しなどの操作が案内されています。再生操作の説明

この例では、次の4点を見ます。

確認する箇所 読み落とすと起きること
「まだ決定していない」「発注しない」 購入決定として伝わる
「候補12個」「上限15,000円」 発注数や支払い確定額と混同する
備品係と10月30日、管理係と11月2日 別の担当や期限を組み合わせる
判断担当は未定 話していない担当者を補ってしまう

聞き取れなければ「要確認」と残します。もっともらしい内容で穴を埋めないことが大切です。

3.誤りがある箇所だけを修正する

原音との違いが見つかった場合に限り、文字起こしを修正します。公式ヘルプでは、Web版の本文をダブルクリックする方法や編集用の切り替え操作を案内しています。編集には対象ノートを編集できる権限が必要です。文字起こしの編集方法

たとえば原音が「発注しません」なのに反対の意味になっていたら、その箇所を直します。これは説明用の仮定で、この音声で起きた誤認識の報告ではありません。

修正後は別の箇所へ移動して戻り、変更が残っているか確認します。問題がなければ修正は不要です。読みやすさのために全文を議事録へ置き換える作業は、別のメモで行います。

4.手元のメモに「決定・未決」を分けて書く

次の見本は、上の架空の文章をもとに人が整理したものです。文字起こしの長さを縮めることより、確定した範囲を変えないことを優先しています。

決まった作業

作業 担当 期限
収納箱の在庫を確認する 備品係 10月30日
見積もりを2件集める 管理係 11月2日

未決・要確認

内容 現状
収納箱を購入するか 11月4日に判断。判断担当は未定
数量と金額 12個は候補。15,000円は予算上限
発注 今回は行わない

会場予約のように話していない作業は追加しません。実務では、メモの各行から元の発言へ戻れるよう、音声の時刻も控えておくと確認しやすくなります。

共有前に見る確認メモ

□ 決まった作業と、提案・候補・未決を分けた
□ 「しない」「まだ」「上限」を落としていない
□ 数字の値だけでなく、その意味を確認した
□ 担当と期限を、実際の発言に対応させた
□ 不明点を推測で埋めず「要確認」とした
□ 録音・外部送信・配布範囲のルールを確認した

長い実会議や複数人の重なる声では、同じ結果になるとは限りません。聞き直しや確認の負担が大きい場合は、決定事項を会議の最後に読み上げて合意する方法もあります。

まずは上の架空の文章を使い、「決まった作業」と「未決事項」を分けたメモを一つ作ってください。

公式情報の文献確認日:2026年10月26日。実機確認日:2026年10月28日。